ホルモン焼き肉ぶち

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採用情報

人間は持って生まれた性格もあるだろうが、環境の動物だと思う。先天的な才能は、後天的な環境により大きく変化するものだと思う。まずは私自身、どのような環境で育ったのかを振り返ってみる。
私が生まれた呉という街は、日本の敗戦を象徴するような街であった。小さい頃から大人達は何かストレスを感じ、そのストレスを仕事に投影し、経済を復興させようとあがいていたような気がする。
子供ながらにそのような空気を感じていた私は、他の子供たちとも比べても、少しひねくれた存在だったように思う。授業を教える教師にも威厳を感じることができず、反発ばかりしていた。街に出れば丸刈りに隆々とした筋肉を自慢げに闊歩する米兵が目に付き、いつしか劣等感のようなものを抱くようになっていた。

すごく迷っていた時期があった。ボクシングを始めたのも、単に強くなりたいという気持ちより「いつか米国の選手と拳を合わせてみたい」という気持ちの方が強かったように思う。
ボクシング技術が周囲から認められるようなレベルになった私は、思い切って米国に勝負に行く決意をした。米国に対する劣等感を断ち切るために必要だったのだ。しかし、逆に米国という大きな壁の前に負け犬となって帰ってくるというリスクもあった。英語によるコミュニケーションもまったくできないままの渡米であった。
周囲からも止められた無謀な米国ボクシング界への道場破りは、結果的にその後の人生に真の自信をもたらす貴重な経験となった。

の一言ですべてが通じる実力の世界。いったん拳を合わせ、リングを降りると日本から単身で飛び込んできた若武者への敬意の言葉が飛び交う。

想像していた人種・国際社会の壁などそこにはなかった。「口」ではなく「足」を動かした者が勝てるんだと確信した瞬間だった。
今、ぶちで働いてる人、また、ぶちで働こうか迷っている人に伝えたい。動かすべきは「口」ではなく「足」だ。頭がよい奴ほど言い訳を考えるのがうまい。しかし、言い訳からは何も生まれない。

大卒正社員であっても、入社3年以内に辞めていく人が30%以上いるという。3年で仕事の本当の楽しさなどは分からない。それは業種にかかわらない。私は仕事の本当の楽しさは10年経過しないとわからないと思う。10年経てば権限も委譲される。会社で決められたルールの下、お金、人、モノを動かすことができるようになる。外国とは違い、まだ日本では転職の多さは「忍耐力のなさ」というレッテルを貼られる。

「自分探し」という言葉がある。最初から天職にめぐり合うこともあるだろうが、多くの場合、与えられた仕事に懸命に取り組み、小さな成果を積み重ねた結果が自信となり天職となってゆくものだ。もしも「自分探し」で迷っているのであれば、「自分作り」に切り替え、目の前の仕事に打ち込むことだ。

今後日本はますますグローバル化する。飲食店に限らず日本の企業ではすでに有能でハングリーな外国人が日本人に代わって高い評価を得ている。

仕事とは作業ではない。作業と捉えれば言われたことしか出来ないつまらない人間になる。そんな人間なら、他者に取って代わられる。今の仕事は誰を幸せにし、社会にどう貢献するのかを考えてみよう。お客様の喜ぶ姿を想像し、テーブルで交わされる言葉に耳を傾ける。そのひと時の幸福の場をもてなすサービスに従事できる喜びを感じてほしい。そうすれば、今のお店やサービスに決して満足できなくなるはずだ。

努力は決して嘘はつかない。作業をしているのか仕事をしているのかは、一目見ればわかる。現状のお店に満足せず、課題を発見し解決する。お客様の喜ぶ姿を想像し、仕事に汗をかくスタッフ。そんなスタッフとパートナーになり、共に成長して行きたい。

塾長 坂本 孝雄